【オススメ】インバウンドで好調の北海道の観光業界 人手不足対策は? 2016年10月16日放送

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インバウンドで好調の北海道の観光業界 人手不足対策は? 2016年10月16日放送

インバウンドで好調の北海道の観光業界 人手不足対策は? 2016年10月16日放送 テレビ北海道,シロクマセブン,磯田彩実,甘露の森,四季島,TVh

北海道の成長産業として期待が集まる観光ですが、現場の人手不足が大きな課題となっています。
解消に向けて奮闘する現場を訪ねました。
中国で日本語を学ぶ大学生が、ニセコ地区のホテルで働いています。
授業の一環として3カ月、宿泊客やスタッフと接して「生の言葉」を学ぶのが狙いです。
夏に来た学生が、3カ月のインターンシップをちょうど終えるところです。
去る人がいれば来る人も。冬に向けた面接が同時に始まっています。
インターネットを通じた中国とのやりとりで日本語の能力などを確認しています。
こちらのホテルが中国の学生の受け入れを始めたのは去年の冬から。
スタッフの絶対数を確保するのが第一の狙いのようです。中国との橋渡しをしたのは人材サービスのキャリアバンク。
中国の大学を回ってインターンシップを紹介
し、日本に来た後も学生をフォロー。
11月には倶知安町に事務所も開きます。
北海道の成長産業のひとつとして、必ず挙がる観光。
海外客の急増もあってこの2~3年でホテルの空き室は一気に減りました。
一方で目立つのが人手不足です。
道内の有効求人倍率は1を超え、選ばなければ仕事は見つかるほど。
なかでも倍率が高いのがニセコ周辺です。
宿泊施設の建設が進む一方、地域の人口は限られます。
季節による入り込みの差が大きいのも悩みの種。冬の逼迫感は数字以上です。
冬場のベッドメイク、客室清掃では、時給は1000円~1200円になることも。
少ない人の取り合いで、周辺のスーパーまで時給が上がっているそうです。
去年、倶知安町花園に開業した15室だけの坐忘林(ざぼうりん)。
JR東日本の豪華寝台列車、四季島(しきしま)の宿泊地にもなる高級旅館です。
サービスにあえて素朴さを出そうと、スタッフの半数は地元の人。
職場や寮の環境に気を配りますが、地元の人は少ないだけに、人員の確保や技量アップには知恵を絞ります。

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