【見て欲しい】医師が解説 狭心症【原因・症状・治療法まで。循環器専門医が解説します】

狭心症
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医師が解説 狭心症【原因・症状・治療法まで。循環器専門医が解説します】

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■狭心症(きょうしんしょう)
  心筋が血液不足に陥ることにより起こります。体動時に冠血管からの酸素供給が間に合わなくなり生じる「労作性(ろうさせい)狭心症」と、安静時や睡眠時に起こる「安静狭心症」があります。

主症状
・発作は突然始まります。
・重苦しい、締めつけられるなどの痛みが胸部全体で起こります。
・動悸、不整脈、呼吸困難、頭痛、嘔吐(おうと)などが生じます。
・痛みはだいたい5分以内におさまります。
生活上の障害
・運動をすると発作が起きやすいため、活動が制限されます。
・症状を軽快させるニトログリセリンを常備することが求められます。
予後のリスク
・発作の頻度や強度が増す、発作の持続時間が長くなるといった症状の悪化が起こりえます。
・急性心筋梗塞に至るおそれがあります。
気をつけたいこと
・負荷の大きい運動を避けます。運動を完全に制限すると機能低下を招きます。
・肥満は心臓に負担をかけるため、高カロリー食は控えます。
・入浴はぬるめのお湯が望ましいといえます。長時間は入らないことです。
・排便指導(力まないようにする)、便通をよくする食事、トイレ室内が寒くないことが重要です。
・発作時は迅速に医療機関と連携します。

検査(Wikipediaより)
①心電図。一般的には発作時にST部の、上に向かい凸状の上昇または下降が見られる。典型的な場合、貫壁性虚血ではST部の上昇が、非貫壁性ではST部の下降が見られるが、対側性変化(ミラーイメージ)やSTに変化がみられないこともある。
②ホルター心電図。小型の心電図記録装置を24時間携帯し、検査を行う。
③運動負荷心電図。労作性狭心症では運動負荷で心電図に変化がみられる。
④心筋血流シンチグラフィ。人工的に作られた放射性同位体(RI)を使用する。血流があるところでは信号が検出され、虚血部では信号が欠損する。冠動脈狭窄があっても、血流が維持されているかどうかが判定できる。使用されるのは、201Tlや99mTcである。特定の施設でしか施行できない。
⑤冠動脈造影(coronary angiography:CAG)。検査でもあるが、引き続き経皮的冠動脈形成術を行うこともできる。冠攣縮性狭心症ではエルゴノビン負荷試験ができるため、確定診断に有用である。
⑥冠動脈造影CT。造影剤により冠動脈の形態を描出できる。64列マルチスライスCTによる冠動脈病変の描出は、感度 88%、特異度 96%、陽性的中率 79%、陰性的中率 98% との報告がある。特異度が高く、スクリーニングにおける除外診断に有用と考えられている。非定型的な狭心症疑いの患者を対象にしたランダム化対照試験を行い、最初に冠動脈CT検査を行うと、カテーテル冠動脈造影の施行が減る上、入院期間も短縮できると報告されている。
⑦血液検査。トロポニンT、H-FABP、白血球、CRP、CK、CKアイソザイム、AST、LDHなどは心筋梗塞や不安定狭心症での鑑別に有用。心筋壊死を伴わない場合いずれも上昇しないことが多い。
⑧ペントラキシン(PTX3)。炎症性蛋白であるが血管内皮で産生されており、血栓症と強い相関がある。心筋梗塞へ移行しつつある不安定狭心症の診断に有用と考えられている。

コメント

  1. 天野秋子 より:

    大変参考になりました!ありがとう御座います気を付けて日常の生活を心がけして不足している運動や食事に気を付けて生活して行きます!

  2. より:

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