【犬の病気】慢性腎不全という病気について話します
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■慢性腎不全（まんせいじんふぜん）
腎機能が不可逆的に低下した状態です。原因になる疾患は糖尿病、高血圧、慢性糸(し)球体(きゅうたい)腎炎が多くあります。
主症状
・腎機能50％以下までは無症状が大半です。
・初期は軽度の貧血、高血圧、夜間頻尿が起こります。
・進行すると、貧血の悪化や強い疲労感が生じます。
・末期は尿毒症になり、意識障害、嘔吐、呼吸困難、腹水、浮腫などが生じます。人工透析による治療が必要になります。
生活上の障害
・上記の諸症状が生活障害につながります。
・末期は定期の人工透析が不可欠です。
予後のリスク
・腎機能の低下につれて、心疾患（心筋梗塞など）や脳血管疾患（脳梗塞）の発症率が高まります。
気をつけたいこと
・過労や感染症は病状を悪化させやすくします。
・薬剤の使用。抗生物質や解熱剤は腎機能に悪影響を与える危険性があります。
・貧血の治療は重要です。合併症のリスクを下げてくれます。
・血圧、血糖のコントロールが必要です。
・低蛋白の食事、塩分摂取の管理が必要です。
・排尿量、浮腫の観察が必要です。
■統計(Wikipediaより)
慢性糸球体腎炎が一番で50%、糖尿病性腎症が二番で15%。
透析導入まで至った症例では、糖尿病性腎症38%、慢性糸球体腎炎32%、腎硬化症7.6%。
コメント
タンパク質はどの位以上だったら大丈夫ですか？
うちも慢性腎不全で亡くなりました。
家に来た時からこれは多飲じゃないのか？と病院に行ってましたが子犬は水をよく飲むから、夏だからたくさん飲ませてあげて！と流されていました。
ワクチンや健康診断で毎月のように見て貰っていた時も変わらず伝えていたのに気付いて貰えず。
血液検査で分かった時にはもう遅く、それから数ヶ月で亡くなりました。
多分家に来た時からおしっこも薄かったし、多飲だった事に気付いていたのに😢悔しいです。
薬物治療や食事療法もしたけど若いから進行の方が早くて…１歳を迎えれたのが奇跡だったと思います。
おかしいと思ったら2.3軒病院に行くことをオススメします。
私が最初に飼った子は、腎臓病で亡くなりました。多飲多尿に気付くのが遅れてしまいました。最終的には、私が自宅で１日おきに点滴をしました。痛いだろうに嫌がらず点滴を受けてくれました。酒井店長さん、この動画、腎臓病の早期発見にきっと役立つと思います。ありがとう。
昨年、慢性腎不全で15年寄り添ってくれた愛犬が虹の橋を渡りました。
診断されてから数年、定期的に検査をし、美味しくないからか療法食を何度も変え、最後の1年強は自宅点滴を週１から始まり、最期は毎日行いました。
少しでも早く気づいてあげ、一日でも元気に長生きしてほしいです。
人間の透析業界で働く者です。
犬の場合は簡単に透析治療にはできないですよね
人間は慢性腎不全になった場合は水分摂取制限がありますが、犬の場合は違うみたいですね、知識大事ですね。
犬も猫も心臓病と腎不全での死因がほとんどなのでなんとか有効な治療法を見つけてもらいたいです。
SDMAの検査を是非広めて欲しい。
全体の血液検査で出ない段階の腎臓の
弱り具合が判ります。
私の犬はいろんな問題が併発していた犬ですが
腎臓があれだけ問題視されていたのに、その検査
のお蔭で軽微にすみ14年頑張ってくれました。
食べていた療法食は、イタリアのフォルツァ10
リナールアクティブというものでした。
全く関係のない脾臓の捻転で亡くなってしまいましたが
その際の病理検査でも腎臓は問題がないレベルでした。
あと腎臓と心臓はシーソーみたいな関係と知って下さい。
腎不全の子のための療法食が美味しくないようでなかなかご飯を食べてくれず困っています。
参考までにもし腎臓に負担の大きくないおすすめのトッピングとかあるようであれば紹介していただけると嬉しいです。
先住犬を腎不全で送ることになったのでいたたまれない気持ちで拝聴しました。病院で診断されてから、本当にあっという間で何もしてあげられなかったのが、悔やんでも悔やみきれません。動画、とても参考になりました。ありがとうございました。
体重✕100mlという基準は、子犬のころも同様でしょうか。
腎不全、是非とも副作用のないドイツ自然組織細胞療法、調べてみて下さい。セールスとかではなくて本当に広まって欲しいです。