【失明】最新研究からわかる緑内障と遺伝の関係【手術】

緑内障
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最新研究からわかる緑内障と遺伝の関係 平松類,二本松眼科,江戸川区,眼科,金町,葛飾区の情報です。私は毎年眼底検査をしています。開瞳するのでとてもまぶしいですね。

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緑内障(りょくないしょう)とは

眼圧(眼球内の液体の圧力)が上がり視神経が損傷し、視野が狭くなっていく疾患です。自覚症状に乏しく、失明に至ることも多くあります。

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緑内障(りょくないしょう)の主症状

・末期までは自覚できる症状はありません。
・しだいに視野が狭くなっていきます。ただし、視野が狭まったことに気づきにくいです。
・失われた視野は戻りません。
生活上の障害
・末期まではほとんどありません。末期に至ると視野障害を起こします。
予後のリスク
・生活に不自由を感じないため、治療が遅れます。その結果、失明に至るおそれがあります。
気をつけたいこと
・眼圧をコントロールする治療を継続します。
・血縁者に緑内障患者がいる場合、定期的な眼底検査を行うのが理想です。

最新研究からわかる緑内障と遺伝の関係
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緑内障(りょくないしょう)の検査(Wikipediaより)

検査は眼圧検査、隅角検査、眼底検査、視野検査、視神経乳頭等の形状解析などが行われる。

眼圧検査
眼の内部の圧である眼圧を測定する。眼圧を下げることが緑内障の治療となるので治療状況を把握するための基礎的な検査である。
検査機器は接触型と非接触型の二つに分けられ、接触型としてゴールドマン眼圧計やパーキンス眼圧計、トノペンなどがあり、非接触型として圧縮空気を吹き付けるノンコンタクトトノメーターがある。
前者は表面麻酔薬を用いて麻酔後、黄色い色素をつけてから施行する必要があるが後者よりも測定精度が高い。またその施行には熟練を要する場合もある。

眼圧には日内変動があり病院受診時の眼圧が代表的な眼圧とは限らない。
外来での眼圧が低いにもかかわらず緑内障の進行が止まらない場合には、他の時間帯に眼圧が上がっていることを疑って24時間の眼圧の推移を測定する場がある。
日内変動の他に日々変動や季節変動もある。また体位による眼圧の変動も知られており、仰臥位にて眼圧が上昇する傾向にある。

一般に角膜が平均より厚い人は眼圧が実際よりも高く測定され、逆に角膜が元々薄い人や近視矯正手術で薄くなっている人は、眼圧が実際よりも低く測定される。
他にも角膜の病気があると正確な眼圧測定ができずに緑内障の病状把握が困難になることがある。高眼圧症と診断される人の中には角膜が厚いだけで実際の眼圧は高くない場合もある。
眼圧の補正は、補正後眼圧 = 実測眼圧 – 0.012 × [角膜厚 (μm) – 520] で計算される。

コメント

  1. @ken7853 より:

    今回も勉強になりました。遺伝の話がありましたが、いつかFEVRの最新についても解説頂けますでしょうか。一寸大変で…。宜しくお願いします。

  2. @user-vl9gn1us5h より:

    私は網膜ですが弟が緑内障です。生活は若い頃から結婚などで別なので環境はわからませんが、心配です。先生のYou Tubeや本の事、おしえてあげます。すでに知っていてら良いですね😊

  3. @user-lw8lw4cu4s より:

    成る程と思いよくわかりました。
    ありがとうございました。

  4. @user-yc3zg4ei6r より:

    必ず遺伝で、緑内障や、癌にならないと聞いて安心しました、息子がいるので

  5. @user-lb2hx8xm6z より:

    平松先生、今日もありがとうございました。
    私は53歳、緑内障初期です。
    先生の動画でいつも情報と知識を教えて頂き前向きに治療を頑張ってます!一番の不安は、子供達に遺伝してしまうのではないかという事でした。こんなにつらい思いを子供にはさせたくありません。
    でも今日の先生の動画を見て、やはりきちんと子供達に伝えようと思いました。緑内障はとにかく早期発見なので、怖がらず定期的に検診を受けることで、不安は無くなると思いました。
    現実を伝えることから逃げていたなあと思います。
    先生、ありがとうございました。

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