急性中耳炎の説明 こども 医療法人社団 玉翠会 喜平橋耳鼻咽喉科 の情報です。
中耳炎は本当に怖い病気ですね、、子供がかかると大変。
いっきに熱が38℃を一瞬で超えます。しかしその後は平熱へ、、、
この熱は、鼓膜間を膿が移動した時に発熱するとかで、びっくりします。
治療も大変でなかなか治りません。厄介なのは難聴のリスクもあるとかで、最大限のケアが必要です。
さて、そもそも中耳炎とはなんでしょうか??
中耳炎(ちゅうじえん)とは、中耳に炎症が起こる病気であり、多くは急性の中耳炎のことを指すます。
基本的には、細菌感染症であることが多いが、ウイルス感染、膠原病の場合もあるので、速攻に病院に行かなければなりません。
耳鼻科医が診ると、耳内の状態を顕微鏡などで観察すること(視診)により診断可能なのでわかりやすいですので、
その点では安心です。
治療も自然治癒がベースで、長引けば薬の抗生物質が投与されるとの事です。
早く治ってほしいですね、、、みなさんにも!!!
おさらいすると、中耳炎は病院に行って診てもらうことが最重要。
その後は、中耳炎は自然に治るので心配したいことです。
さて、この動画の情報として以下が提供されていますから、ウォッチングしてみてはいかがでしょうか!??
喜平橋耳鼻咽喉科の村川哲也です。
今日は急性中耳炎についてお話ししたいと思います。
急性中耳炎は風邪をひくと、鼻水の中の細菌やウイルスが耳と鼻をつなぐ耳管という管を通って、鼓膜の内側に入り、炎症を起こす病気です。
鼓膜に穴が空いていない限り、耳から水やばい菌が入って急性中耳炎になる事はありません。あくまでも鼻から耳にばい菌が入るのが原因です。
子どもに急性中耳炎が多いのは耳と鼻をつなぐ耳管が大人よりも短く、太くために鼻からばい菌が入りやすいからです。
症状としては耳の痛み、発熱、耳だれ、耳がつまった感じ、きこえにくさなどがあります。
小さいお子さんは耳が痛いせいで、機嫌が悪く泣いたり、頻繁に耳をさわることがあります。
夜泣き・食欲がない時も急性中耳炎を疑ってみる必要があります。
軽症の場合は鎮痛剤を投与するだけで良くなることもありますが、炎症が強いと抗生剤を処方する場合もあります。
抗生剤に耐性のある細菌由来の急性中耳炎も増えており、抗生剤は服薬指導をしっかりと守って下さい。
鼓膜の奥に膿が大量に溜まった重症の場合、鼓膜が破れて、膿が外耳道に流れてくる場合もあります。
これが耳だれです。
鼻水の中の細菌やウイルスが耳に影響する為、鼻水を吸引することも大事な処置です。
急性中耳炎を放置すると再発したり、難聴の原因となる滲出性中耳炎に移行することがありますので、薬を飲んだら完全に治ったことを確認するまで通院して下さい。
自分で鼻をかめないお子さんは出来るだけ鼻水を吸引しに来て下さい。自宅で吸引する機械を購入している方もいらっしゃると思いますが、鼻の入り口から突き当たりまではお子さんでも約5㎝ありますので、入り口付近の鼻水を吸うだけでは奥の鼻水が残って不十分な場合もあります。
喜平橋耳鼻咽喉科では急性中耳炎になった鼓膜の写真を撮影してご覧頂き、急性中耳炎の重症度に合わせた治療を行っています。
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